ケンカの多い彼との接し方
感情のままに意見をぶつけないこと
好きな者同士が一緒にいても、ケンカをしてしまうことは仕方がないことですが、事あるごとにぶつかり、小さいことでもケンカをしているようでは、お互いの信頼関係を深めるどころか、徐々に心が離れていってしまう可能性があります。
理解しあい、仲良く円満にいる為には、相手を敬う気持ちが大切になります。
ケンカをして、怒りの感情をそのまま爆発させ、感情のままに相手を傷つけるような意見をぶつけてしまうと、相手は更にその上を行くひどい言葉でパートナーに反撃をしてきます。
これは防衛本能によるものと考えられますが、このような応戦を続けても、ますます怒りが増幅されるだけであって、どこにも落とし所がありません。
お互いに深く傷つけられ、相手に対して信じる気持ちが少しずつ薄れていきかねません。
ケンカが勃発しそうな時は、口を開く前にまず深呼吸をして、冷静になって考えてみましょう。
何に怒っているのか、どう伝えることが効果的か等、冷静になってはじめて見えることがあるということを知っておくようにしましょう。
マイナスの感情は早期解決を
ケンカをしてしまう原因には、わかりあえない相手にイライラしてしまうことが大きな要因です。
ただし、相手を傷つけたり、相手に勝つことが目的ではありませんので、今ここで分かり合っておかなければいけない大切なことは、きちんとお互いに話し合う場を持ち、マイナスの感情について早期解決を図り、関係の改善をしてよりよいものにしておくことが重要になります。
面倒だからと後回しにしたり、適当に流したり、あるいは力でねじ伏せたとしても、また同じケンカを繰り返すだけで何の解決にもなりません。
マイナスの感情は、長くなればなる程不信感をあおり、表面上なんとか上手くいっていても、やがてそのメッキは剥がれ落ち、修復できないまでにすれ違い、関係が悪化して破局を迎えてしまいます。
問題解決を先延ばしにしたり、うやむやなままにしておいたり、意地をはって仲直りをしないという状態を放置しておくと、そのまま元に戻ることができないケースも少なくありません。
パートナーを想う気持ちがあり、別れたくないのであれば、誠実に向き合い、問題点をふまえて解決させていきましょう。
家族や周りに言いふらさない
彼とケンカをする度に、誰かに味方になってほしくて、家族や共通の友達に言いふらす人がいますが、彼がその人たちからケンカについて聞かされる時、どんな気持ちになるか考えてみましょう。
彼は微妙な立場になりますし、彼女の家族からも悪役となって見られることになります。
ケンカは時に必要なこともありますが、相手を思いやることもなく、衝突ばかりでは疲れてしまうだけです。
ケンカをしてもきちんと仲直りして、以前より愛が深まるように彼と接するように心がけましょう。