デートDVって何?具体的な対策方法は?
大きな問題となるデートDV
世の中には、いろいろな人がいることは確かです。
ですが、許すことができない相手もいるのも確かでしょう。
特に好きだからこそ許容してしまうことで引き起こされてしまうデートDVということも深刻なことといえます。
思わぬ言葉で傷つけられたり、嫌な思いをしてしまうデートDVは、相手が理解していないという大きな問題もはらんでいます。
デートDVと一口に言っても、さまざまな問題があるのです。
身体的暴力というのは一番わかりやすいもので、暴力によって肉体を傷つけられることを指しています。
一部で性的暴力と絡むところもありますが、非常に強いダメージになってくるDVといえるでしょう。
しかし、身体的暴力だけではなく、精神的に追い詰められたり、社会的隔離といえるようなストーカー的なものもあります。
経済的暴力として、貢がせたり借金をさせたりといったことも、デートDVとして認知されるようになりました。
こうした行為は、法律的にも問題視され、DV防止法という法律を利用することもできるようになったのです。
一時保護を受けたりすることもできるのですが、DVという根本的な問題を理解しなければ、解決できないこともあるということを知らなければいけないのです。
法的手段の検討も
DVが起きる理由として、相手を拒絶できないということが挙げられます。
暴力ということが起きた場合、相手を拒絶し別れるという選択肢が正しいでしょう。
これにより、さらに暴力を受けたりすることがなくなります。
しかし、現実的にはこうした結論に至りません。
お互いがデートDVなどを理解していないだけではなく、この人には自分がいなければいけないという視点に立ってしまい、DVを許容してしまうのです。
つまり、許したくはないが、この人のために自分が何かをしなければいけないと思い、どんどんエスカレートしていくことがあります。
大きな誤解であり、解決する手段を間違っているのです。
基本として、相手が嫌なことは自分もしないという論理が成り立てば、DVは起きません。
嫌なことを理解していない人や、それを許容してしまうからこそ、DVはエスカレートしていくのです。
支配されているということに気付き、切り離すということも考えていかなければいけないでしょう。
もしも、別れることができない状況にあるのであれば、法的対応も考えるべきです。
被害届を出すこともできます。
相談窓口もさまざまな場所に設置されていますので、警察を含め女性センターなどに相談してみるといいでしょう。
強硬的な手段に訴えなければ危険なことだってあるのですから、早めに気が付けるようにして行くことが重要になってくるのです。